今までいろんな職場を経験してきましたが、毎回初めのころは緊張しました。できるだけ早く仕事に慣れたいとは思うのですが、不安もあり何気ないことも慣れるまでには時間がかかりました。ただ、やみくもにこなしていってもすぐに忘れてしまうので、気を付けるようにしていたことがあります。今回は私なりの仕事の覚え方を紹介したいと思います。
名前を覚える
以前の記事の中で「初日にしたこと」でも書いた内容なので、そちらも読んでいただければと思います。
名前を覚えると、その後に会話がしやすくなります。新しい職場に勤め始めたとき、誰かを呼びたいと思ったとき、毎回「すいません」と言って呼び止めていました。最初は名前を知らないので仕方ないことなのですが、呼び止めたい人に届いているかどうか自分で不安になったりしていました。また、周りからしても誰を呼び止めているのかわかりづらいので、その辺にいる人みんなが振り返ったりすることもありました。名前を覚え、確実にその人を呼び止められれば、話もしやすく結果として周りも自分もスムーズに仕事が進められます。何から始めていいのかわからない場合は、まずは名前を覚えることをおすすめします。
メモを取る
メモを取るメリットは、あとで読み返せる、あとでその場面を思い出す材料になるという点だと思います。
新しい職場で先輩や上司がその場にいて説明してくれた際その場では理解できたと思っていても、いざ一人の時に同じような場面に出くわしたときに意外に覚えてなかったりということは結構ありました。そんなときにメモを取っていれば読み返して確認することもできますし、教えてもらったときはこうだったと思い出すこともできます。もちろん説明を受けた後、復習する際も同じように読み返して確認したりその場面を思いだしたりできます。
今のヘルパーの仕事では、利用者ごとに注意点が異なっていたりするので、とくにメモは重宝しています。
わからないことはそのままにしない
当然の事と言えば当然なのですが、わからないことは質問した方がいいです。しかも早めがおすすめです。というのも、わからないことが出てきた場合、うやむやのままでもその場はやり過ごすことはできるかもしれません。ただ、それが大事なことや基本的なことだと、また同じような場面に出くわすかもしれません。特に新人という立場ならわからないことは当然多いので、疑問を持ったタイミングでさっさと解決してしまった方が気が楽ですし、その後の対応も楽になるので、わからないことは早めに解決することをおすすめします。
流れを意識する
どの職場でも、ある程度流れと言うのはあると思います。例えば、私は以前店舗に勤務していたことがありますが、そこでは朝の作業は商品の入荷から始まり陳列や掃除、商品の値段の設定・登録等、出勤後だいたい2時間で行う作業がある程度決まっていました。しかも「当日分の入荷前に倉庫在庫を店内に移動」「登録作業は連絡の後で」など、この作業はあの作業の後でないとできないなどがありました。そういった必要な組み合わせや順番があることもあるので、流れを意識することはそういったことの理解にも役立ちます。一つ一つの作業を覚えるのは当然大事なのですが、流れを意識すれば細かく理解することにもつながりますし、効率よく覚えることにもつながるのでおすすめです。
まとめ
今回は私なりの仕事の覚え方を紹介しました。
特別なテクニックというわけではなく基本的なことなので実践しやすいと思います。もし覚え方で悩んでいる方がいたら参考にしてみてください。