今回は退職で悩んだ時の事を書いていこうと思います。辞める決意をした後どんな心境だったのか、どんな流れだったのかを書きたいと思います。
辞めることを決意するが
「求人を探す その1」でも書きましたが、求人を探す際に色々調べたり、また面接で仕事内容のことを聞いたりして、ある程度確認してから働き始めますが、やはり入社後実際に働いてみてわかることも多々あると思います。
ある勤務先でのことですが、具体的な事情や細かな話は伏せますが、実際に働き始めてこのまま続けることはできないと考え短期間で退職に至ったことがありました。そこは結果として入社から3か月程度で退職したのですが、この時特に悩んだのは伝えるタイミングだったような気がします。
退職の意思を伝えたタイミング
なかなかタイミングがない
まず、相談事があるという理由で上司に時間をとってもらおうと考えました。ですが、出勤日に上司に時間をいただこうとしましたが、タイミングが合いませんでした。何度も上司とは仕事上の話はしていたのですが、周りに人がいて「時間をいただけますか」という言葉が伝えられませんでした。少しだけ二人で話ができる状況ができ、その時に相談があるということを伝え、改めて二人だけで話せる時間を作っていただきました。
そこでようやく退職の気持ちを伝えることができたのですが、伝えようと思ったときから一週間が経っていました。
伝えるまでは辞めることが頭にありながら、どこかで伝えなければいけないということも頭にあったのでなんとも言えない気持ちでした。頭の中はそういう状態だったので伝えたということだけで少し楽になりました。
こういうこともあるので、もし辞めることを決めたのであれば、すぐに伝えるくらいの意気込みでタイミングを見つけるようにした方が良いです。
伝えた後、引き止められたり話し合いの中で気持ちが変わった場合それはそれでいいと思うのですが、言えないまま時間だけが過ぎていく状態は避けた方がいいと思います。
また、現実問題として辞めることを伝えたからと言ってすぐに辞められるわけではなく、その後もしばらくは仕事を続けなければならず、伝えるのが遅くなるとその分だけ退職日も遅くなってしまいます。また会社からすると退職手続きや業務の引継ぎなどの事もあるので、伝えるのは早ければ早い方が良いのではないかと思います。
伝えた後
退職を伝えてからは話し合いの場を設けていただいたり、配慮していただいた部分も多くありとても助かりました。伝えてから実際の退職日までは一か月ちょっとくらいだったと思います。
若干気まずい雰囲気になることもありましたが、それは仕方のないことなので、いつも通りの対応をするように心がけていました。
伝えた後のこの期間は避けることはできませんが何があっても終わりはすぐそこなので、飛ぶ鳥後を濁さずの気持ちで、地道に仕事を行うのが良いと思います。
退職手続き
上記の話は短期間で退職した時の話ですが、手続きは短期間での退職も含めた退職時の話になります。
手続きとは具体的には、
・退職願の提出
・引継ぎ
・退職後の備品の返却
・あいさつ
といったところではないでしょうか。
退職願いの提出は書面でする方が証拠にもなりますし、実際に書面に手書きで書くことによって自分としても区切りがつきます。会社によってはフォーマットが用意されているところもありました。
引継ぎは自分が仕事に尽力してきた証でもあるので、必要なことだけでなく業務の役に立つだろうと思うことも必要に応じて伝えたこともありました。
制服などの備品の返却に関しては、退職後に会社へに行くので訪れにくい感じにはなりました。ですが、気持よく終わるために短時間でいいのできちんと顔を出してお礼をしながら返却するようにしていました。
退職日間近や退職直後の心情としては、もちろん感謝はありましたが申し訳ない気持ちや寂しい気持ち、いろいろな気持ちが入り混じっていました。
ですが、それでも快く送り出してくれたところばかりでした。
誰しも退職を決める前、そして決めた後も悩みや迷いはあると思いますが、きちんと手続きを経ることで、気持ちにもある程度区切りをつけられるのではないかと思います。
退職後に思うこと
退職後にまた仕事探しをするわけですが、その中で前職の事を振り返り思ったことがあります。
それは、「やれることはあった・やってみればもう少し違った結果になったかもしれない」ということです。
先の職場とは違う職場ですが、ちょっと合わないのかなと思う人がいました。おそらく相手方も同じように感じていたのではないかと思います。それが辞めた原因ではありませんが、辞めた後に、もう少し会話を交わしておけばよかったな、自分からこうゆう風な言葉で話しかけていればなんとか良い関係を築けたのではないかと思うことがありました。
後悔と言えばそれまでなのですが、「やれることはあった・やってみればもう少し違った結果になったかもしれない」、「あの時こんな感じで相談していたら」とか、「もう少し積極的に行動していたら何か違っていたかもしれない・状況が改善できて自信をつけられたかもしれない」という思いに毎回なります。
もし今退職を考えている方で、退職を決意する前に、気になっていることの改善を試みることができるならやってみるのがいいと思います。たとえ改善できなくても、「改善しようと試みたという経験」が残るからです。これは退職してしまうとできなくなってしまうので、もし心残りがあるのであれば最後だと思って上司や先輩、同僚に相談してみるのもいいかもしれません。
最後に
短期間しか働いていなくてもそれなりに思うところはあると思いますし、長く働いていたのであればそれなりの思いや感情なども出てくると思います。
どんな状況であれやはり最後は自分にとっても会社にとっても気持ちよく終わりたいところです。