質問の仕方

仕事全般

前回の記事で新しい職場での仕事の覚え方を書きましたが、それに関する事で思い出したことがあります。それは「質問の仕方」です。今回はそれについて書こうと思います。

わからない時の質問の仕方

前回も書いたように、新しい職場で名前を覚えたりメモを取ったりして仕事を覚えていきますが、それでもわからないことは出てきます。わからないことが出てきた時、その部分だけを質問してしまいがちではないでしょうか。私自身そうだったのですが、それだと何となく言葉足らずな気がしていました。そこで考えたのが、まず自分がどこまで覚えているか理解しているかを整理し、そして質問をする際はその知っている部分を伝えた上で質問をするということでした。

例えば私のケースですが、新しい職場で連絡先がいくつか出てきて、どの場合にどこに連絡するのか曖昧だった時がありました。それを解消するために担当職員に質問をしたのですが、その際は以下のような質問の仕方をしていました。

「○○の時はここに連絡して、△△の時はあそこに連絡するということまでは覚えたのですが、××の時はどうしたらいいですか?」

この質問の仕方にはメリットがあります。

この質問の仕方のメリット

この質問の仕方の3つのメリット

・こちらがどこまで理解しているかも伝えられる
・自分が合っていると思っている知識の確認ができる
・一度にまとまった会話ができる

こちらがどこまで理解しているかも伝えられる

このような質問ならこちらがどこまで理解しているのかも伝えられます。

それを伝えると何がいいのかと言うと教える側からすると教えるポイントを絞れるというのが挙げられます。以前教える側になったことがありました。教える側からすると新人はわからないことは質問してくれますが、わかっていることを言葉にする機会はあまりないので、覚えたことを伝えてくれるというのは覚え具合を知るいい機会になります。私が新人に教えていた際に、「わからないところがわからない」と言われたことがありました。その人は入社したばかりだったのでどの知識もあいまいだということが理解できました。そのため、一つ一つ確認しながら進めていくようにしました。

教える側からするとどこまで覚えたのか・身に付いたのかは気になるところなので、覚えた部分を伝えてくれるというのは教える上で役に立ちます。

自分が合っていると思っている知識の確認ができる

自分が知っている部分を話すことは、その知識が合っているかの確認にもなります。もし間違っていたならこの時に指摘を受け正すことができます。確認は確認で別に時間をとってもいいのかもしれませんが、先輩や上司がいつもいつもそばにいるわけではないので、時間が別に必要になってしまいます。わからないことを質問するタイミングでわかっていることを確認するというのは効率よく確認と疑問解消ができ時間が有効に使えるのでおすすめです。

一度にまとまった会話ができる

一度の質問のタイミングでいくつかの話ができるので、業務をまとめて覚えられましたし、必然的に会話も増えるので職場になじむのが早かった気がします。

まとめ

今回は質問の仕方について書いてみました。

基本的なことがわからないままだと、あとあと支障が出てきますし、不安を抱えて仕事を進めることにもなり楽しくないので、早い段階に質問をして解消しておいた方がいいのではと思います。もちろん毎回毎回この仕方で質問ができるわけではないですが、こういう質問の仕方があるというのは覚えておいて損はないと思います。


ちょっとは役に立つかも。
  • 知っている部分を伝えたうえで質問する