面接対策 その2

応募後

面接対策その1は面接全体の事でしたが、今回は伝え方に関して書きたいと思います。

経験の伝え方

アルバイトも含め職歴があったので、面接では経験してきたことを話す場面はほぼ毎回ありました。その時に意識していたのは「具体的に」ということでした。

例えば「前職では一生懸命取り組んできました」というだけだと、伝わりにくいというか漠然としているように感じると思います。何に頑張ってきたのか、どんなことに力を入れて、どんな結果になったのかなど経験した具体的な出来事を話題にするようにしました。これだと伝える方としても伝えやすくなります。

例えば、私は店舗の売り場での接客経験があり、その時の話をアピール材料にしたことがありました。具体的なアピールとしては多くのお客様と対面してきたということを伝えたかったのですが、「多くのお客様と対面していました」だけだと少し物足りないと思います。

そこで、「多くのお客様と対面していました。中には高齢のお客様で、売り場で世間話をするような顔なじみになった方もいらっしゃいました。」というように具体的な事例を一つ盛り込みました。自分の勤務態度や仕事風景を伝えることができますし、読んだ人・聞いた人も想像しやすいと思います。

具体的な話は、仕事上知られても大丈夫な範囲かどうか注意は必要になりますが、自分を知ってもらうのに役に立つのでいくつか用意することをおすすめします。

伝える内容は

伝える内容は「自分の話」です。

前職の話を書いたり話したりしますが、企業秘密やプライバシーの部分は気を付けなければいけません。話の内容の中心は前職の「企業のこと」ではなく「自分のこと」になります。私が仕事探しをしている際これに一番気を使ったかもしれません。どんなことだったら書けるのかはかなり考えました。具体性を追うばかりに何でも具体的にというと企業秘密をばらしてしまうことになりかねないのでかなり気を付けました。

以前、面接を受けた際にこちらから相手企業に1日の売り上げやら何やらの具体的な数字を質問したことがありましたが、企業秘密ということでお話はしていただけませんでした。ということは、やはりこちらもそこまでは話す必要はないということがわかりました。この時はいい勉強になりました。

「一生懸命」の使い方

一番最初に書いたことにも関連するのですが、「一生懸命」という言葉使い方について書こうと思います。この言葉はつい使ってしまうことがあるのではないのでしょうか。

私もよく「一生懸命頑張ります」という言葉を面接で使っていましたが、どこか違和感を覚えました。仕事なので一生懸命取り組むのは当たり前だし、当たり前の言葉過ぎてやる気があるようでないような感じにも受け取れる言葉だなあと。

もちろん一生懸命というのは大事なことなのですが、どうしたらその一生懸命さが伝わるか考えました。そこで思いついたのは、この言葉を使うなら、何に一生懸命になるのか、具体的な内容を入れてみるということでした。

「まずは○○に関して一生懸命に取り組んでみたいと思います。」

単に一生懸命頑張ります、というよりは印象が違うと思います。

ありきたりな言葉を使うとどうしてもありきたりな印象にしかすぎませんが、自分なりにでも具体的な内容を盛り込むとずいぶん現実的になり、仕事に取り組もうとしている姿勢が伝わるのではないかと思います。

最後に

すこし細かい話でしたが、気を付けた方がいいことだと思うので書いてみました。


ちょっとは役に立つかも。
  • 具体的な話を用意する
  • 話す内容は自分の事
  • 一生懸命」にはプラス具体例